クラーケン・インテリジェンスは、毎週、7つのチャートを更新して歴史的な動向を基にビットコイン相場を定点観測している。 一時5万ドルを下回ったビットコインは大幅に反発した。今回の調整は終わったのだろうか? 「ビットコイン強気相場 週間サポート」は、ビットコインはここからさらに15%下がる可能性があることを示唆している。①ビットコインのMVRV Zスコア ビットコインのMVRV Zスコアは、ビットコインの時価総額(価格×流通コイン数)と”実現”価値(コインが最後に動かされた時(2つの異なるアドレス間で移動した時)の価格)からビットコインが売られすぎか買われすぎかを測る指標。7から11(ピンクのボックス)が「買われすぎ」を指し、0.9から−0.3(緑のボックス)が「売られすぎ」を指している。 ビットコインのMVRV Zスコアの公式は、(時価総額ー実現価値)/(時価総額の標準偏差)だ。 (出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコインのMVRV Zスコア 」) ビットコインのMVRV Zスコアは、先週10週間ぶりの低水準である4.66を記録してから1週間で21%近く下落。年初来で最も低い水準である3.62で推移している。 前回これほど低水準だった時はビットコインが1万9500ドル付近で取引をしていた時だ。 ② ビットコイン対数成長曲線 2011年1月からのビットコイン価格の推移において、レジスタンス(天井)とサポート(底)を繋げた成長曲線を引いた。赤い対数の線を超えたら「買われすぎ」、緑の対数の線を下回ったら「売られすぎ」と考えられる。 (出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコイン対数成長曲線」) 現在のビットコイン”買われ過ぎ”の水準は8万923ドルから10万6198ドルで、現在の価格と比較して51%〜99%の乖離がある。 一方、ビットコイン”売られ過ぎ”の水準は1万6483ドルから2万1632ドルで現在の価格と比較して60〜69%の乖離がある。 ビットコインが今後も上記の成長カーブ通りに動くという保証はどこにもないが、この成長曲線はビットコイン市場が強気相場にいるのか、弱気相場にいるのかを知る上で参考になるだろう。 ③ホドル・ウェーブ(少なくとも過去1年間移動しなかったビットコインの割合) 少なくとも過去1年間移動しなかったビットコインの供給量全体に対する割合は55%で、2020年9月に記録した現サイクルの頂点である63.4%から8.4ポイントのマイナスとなった。 (出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ホドル・ウェーブ」) 歴史的に、ビットコイン価格が上昇するに従い、ホドルウェーブが下がる傾向がある。2013年、ビットコインのホドルウェーブが当時のサイクルの頂点である48.2%に到達した時、ビットコイン価格は20.4ドル。ビットコインが11月30日に当時の最高価格である1158ドルに到達した時にホドルウェーブは38.8%まで下がった。 当時のサイクルでは、価格が5580%上昇する一方でホドルウェーブは9.4ポイント下がったことになる。 ④ ビットコインPi指数 ビットコインPi指数は、111日間移動平均線と350日間移動平均線×2 を使ってマーケットサイクルの天井を探る方法。歴史的に双方がクロスした時点がマーケットの天井となってきた。 (出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコインPi指数 」)…

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